資格の種類と特徴
日本デジタルアーキビスト資格認定機構は、デジタルアーキビストの資格をレベル別に次の4種類に規定し、それぞれの資格に応じてその有する能力を次のように定めています。
上級デジタルアーキビスト
Senior Digital Archivist 難易度★★★★★★
デジタルアーカイブの計画と指導能力のある者
関連する技術・法律等について主体的に学び続けコンテンツの活用方法を追求するとともに、デジタルアーキビストとしての能力をもって計画から利用までの指導ができる高度な専門性をもつ人材。
大学院で取得する方法と、審査認定により取得する方法があります。講習会で取得することはできません。
デジタルアーキビスト
Digital Archivist 難易度★★★★
デジタルアーカイブ制作能力のある者
準デジタルアーキビストとしての能力を基礎として一連のデジタルアーカイブの制作・実施ができ、運営も含めて責任をもって対処できる専門性をもつ人材。
社会人向けに、年に数回講習会を開催しています。
準デジタルアーキビスト
Associate Digital Archivist 難易度★★
基本的なデジタルアーカイブ制作能力のある者
文化・産業資源等に対し、情報の収集・登録・保存・管理・流通等の知識に加え権利処理等の能力をもち、情報提供等に責任をもって対処できる人材。
社会人向けの講習会をコンスタントに開催しています。社会人の方がまず初めに取得する資格としておすすめです。
デジタルアーカイブクリエータ
Digital Archive Creator 難易度★
基礎的なデジタルアーカイブの作成能力のある者
文化・産業資源等に対し、情報の収集・登録・保存・管理・流通等の基本的な知識をもち、撮影・記録の作業を行える人材。
初歩的な資格です。始めてデジタルアーカイブに触れる社会人の方や高校生向けに講習会を開催しています。